[アップデート] Service Health Dashboard と Personal Health Dashboard が統合されて AWS Health Dashboard になりました
Service Health Dashboard と Personal Health Dashboard が統合された AWS Health Dashboard がローンチされましたのでご紹介します。
概要
従来はリージョン規模の障害情報を確認するためには Service Health Dashboard の URL へ、
AWS アカウント規模の障害/イベント情報を確認するには Personal Health Dashboard へとアクセスしていましたが、現在は AWS Health Dashboard として同じページ上で両方の情報が確認できるようになっています。
一般的なサービスイベント
「一般的なサービスイベント」より確認できるのが、Service Health Dashboard で従来確認していた、リージョン規模の障害情報となります。
現在の障害情報を確認する
現在のリージョン規模の障害の有無が一眼でわかる UI に変更されています。
過去の障害情報を確認する
2022年 1月17日 に ソウルリージョンで EC2 のサービス障害が発生していたため、その詳細を確認するために検索をかけてみました。
サービスを Amazon Elastic Compute Cloud、リージョンを Seoul で指定、日付を 1/17 として選択したところ、該当の情報が表示されました。
過去の障害情報を確認する場合、以前は過去のイベント履歴までスクロールし、対象地域を選択後に日付を手押しで移動させて確認していたため、とても便利になりました!
アカウントイベント
「アカウントイベント」より確認できるのが、Personal Health Dashboard で確認していた、AWS アカウント規模の障害情報となります。
こちらは UI が変わって見やすくなった他、EventBridge との連携が組みやすくなっております。
おわりに
今までは複数アカウントでの障害発生時には Service Health Dashboard と Personal Health Dashboard を行き来して情報を確認していましたが、 今後は AWS Health Dashboard を使って一括で確認ができるようになるので、大変ありがたいアップデートです!!